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Channel: ずぼら堂懐古録
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▲「日本真珠会館」

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「真珠の街」として知られる神戸にあるビルディング。
竣工時期は戦後であるが、登録文化財に指定されている。
貴重な文化財であるにもかかわらず、2014年5月、建替計画が発表された。
その後、11月に入って保存は断念、解体・建替の方向で調整に入ったとの続報があった。







私が情報にうといせいもあるが、その後の動向については不明。
保存を求めて活動している団体があるが、やはり解体は決定事項なのだろうか?
計画を撤回もしくは変更するとの報道は目にしてない。



この写真を撮ったのは報道を知ってしばらくしてからのもの。
当時はクリスマスシーズンだった。



建物の一階では真珠についての展示コーナー、「神戸パールミュージアム」が設置されている。





「定礎 昭和廿七年」(=27年)。



入口の石段。上の段が丸くカーブしている。



「JAPAN PEARL CENTER 日本眞珠会舘」





ミュージアム入口のドア。





展示コーナー。入場無料。





上階は外部者立ち入り禁止。



淡いグリーンのドアの向こうは事務所スペースだろうか。



エレベータ。



古びてはいるが、とてもモダンで素晴らしい建物であるだけに非常に残念でならない。
老朽化や阪神大震災の被害を理由に挙げているようだが、
近隣にはもっと古い建物が残っている。
建物の所有者としては、高いお金を出すのなら
耐震化工事で現状維持するよりも、高層ビルを建ててテナント収入を上げたいのだろう。

『日本真珠会館』
旧称:
住所:神戸市中央区東町122
指定:登録有形文化財、近代化産業遺産、ドコモモ日本のモダニズム建築100選

階数:地下1~地上4階
構造:鉄筋コンクリート造
設計:光安義光(兵庫県建築部営繕課)
施工:竹中工務店
竣工:昭和27年(1952年)

撮影:2014年12月
現況:◎→▲(建替計画あり、スケジュール不明)

【参考】
参考図書一覧
日本真珠会館
神戸パールミュージアム (Kobe Pearl Museum)
日本真珠会館 文化遺産オンライン
日本真珠会館 - Wikipedia
神戸新聞NEXT|文化|神戸・真珠会館に建て替え計画 地元建築家は反対
神戸新聞NEXT|社会|国登録文化財・真珠会館 保存断念、建て替えへ (2014/11/12)
日本真珠会館を知っていますか? - Facebook
「日本真珠会館」の保存活用に関する要望書(近畿支部)(Adobe PDF)
事務局紹介 - 兵庫県建築設計監理協会

【一覧】
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建築リスト 兵庫県

「神田小川町一丁目の商店建築」

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地下鉄「小川町」駅の近く、靖国通りから一本入った道路沿いにあった古い建物。



看板等では出ていないが、以前は商店として使われていたものだろうと思う。

『神田小川町一丁目の商店建築』
旧称:
住所:東京都千代田区神田小川町1-8
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2012年12月
現況:2015年3月現存(Google Mapで確認)

【参考】
参考図書一覧

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「池之端四丁目の住宅」

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台東区池之端、静かな住宅地の中に残る古い木造住宅。



サンルームの様な大きなガラス窓が特徴的。



以前は右隣も似たような下見張の木造住宅だったらしい。

『池之端四丁目の住宅』
旧称:
住所:東京都台東区池之端4-22
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2013年6月
現況:2015年3月現存(Google Mapで確認)

【参考】
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建築リスト 東京都

「樽酒酒場 つくね」

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東京都港区、虎ノ門ヒルズの向かいにある洋風意匠の商店建築。



お隣の「石田琵琶店」は創業130年の琵琶専門店である。

『樽酒酒場 つくね』
旧称:
住所:東京都港区虎ノ門3-8-4
指定:

階数:地上2階
構造:
設計:
施工:
竣工:

撮影:
現況:2016年2月現存(Google Mapで確認)



【参考】
参考図書一覧
炭やす (【旧店名】巴町つくね) - 虎ノ門/焼鳥 [食べログ]

【一覧】
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「神田神保町一丁目の喫茶店」

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古書の町として知られる神田神保町に残る建物。
一誠堂書店の裏にあり、かつては喫茶店が入居していた。





かつては建物の角の部分の二階の窓の上に「あめりかまる」という文字が貼りつけられていた。
窓辺にはプランターボックスのようなものが取り付けられていたり
現在の姿よりもずっと洒落た外観をしていた。
いまは客商売をしている様子は無く、閉鎖的な印象である。

『神田神保町一丁目の喫茶店』
旧称:あめりかまる
住所:東京都千代田区神田神保町1-7
指定:

階数:地上2階
構造:鉄筋コンクリート造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2012年1月
現況:2013年6月現存(Google Mapで確認)

【参考】
参考図書一覧

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「アンストップ」

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神田小川町にある洋風看板建築。
現在は「アンストップ」という企業が使用しているようだ。



建物奥には瓦屋根ののった住宅が見える。
表側の部分はかつて医院か事務所として利用されていたのではないかと思う。

『神田小川町三丁目の看板建築』
旧称:
住所:東京都千代田区神田小川町3-8
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2012年12月
現況:2015年3月現存(Google Mapで確認)

【参考】
参考図書一覧
有限会社アンストップ

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×「神田消防署駿河台出張所」

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千代田区神田小川町にかつて存在していた消防署の建物。





老朽化を理由に2013年に解体。
今は跡地は駐輪場に変わっている。

『神田消防署駿河台出張所』
旧称:
住所:東京都千代田区神田小川町3-8
指定:

階数:地上2階
構造:鉄筋コンクリート造
設計:
施工:
竣工:昭和3年(1928年)

撮影:2012年12月
現況:×(2013年解体済)

【参考】
参考図書一覧
神田公園地区: 神田消防署駿河台出張所

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「高崎屋」

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東京大学(農学部)近くにある酒屋。



建物の来歴は不明だが、お店のホームページによると宝暦年間創業の老舗であるらしい。
店の看板にも「Since 1751」と書かれている。
宝暦(1751~64年)は江戸期の年号で、徳川家治・家重の時代。
高崎屋は老舗だけあって、絵図などの区指定文化財を保有しているのだそうだ。



『高崎屋』
旧称:
住所:東京都文京区向丘1-1-17
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2014年1月
現況:2016年1月現存(Google Mapで確認)

【参考】
参考図書一覧
高崎屋ホームページ - Hi-HO
本郷追分 - InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社

【一覧】
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建築リスト 東京都

「池田商店」

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江東区、永代橋の近くにある佐賀という町にある看板建築。



二階窓の上の額縁のようになっている所に、
かつては店の家紋なり屋号が書かれていたのではないかと思う。

『池田商店』
旧称:
住所:東京都江東区佐賀1-11
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2013年6月
現況:2015年4月現存(Google Mapで確認)

【参考】
参考図書一覧
佐賀 (江東区) - Wikipedia

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「五福堂印房」

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北区千住にある商店建築。
かつては昭和25年(1950年)創業の婦人服店(ヤマダヤ洋品店)が入居していた。
当時の看板は今も残されている。



「ふくよかサイズ」とは上部に取り付けられた看板にあるように
「Lサイズ」のことである。



『五福堂印房』
旧称:ヤマダヤ洋品店、レディスショップヤマダヤ
住所:東京都足立区千住4-29-3
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:明治初期

撮影:2014年1月
現況:2015年1月現存(Google Mapで確認)

【参考】
参考図書一覧
ヤマダヤ洋品店|2004年5月29日|出没!アド街ック天国
千住いえまちプロジェクト

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「吉住弘事務所」

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台東区入谷にある重厚な和風建築。
撮影当時は当時の台東区長、故 吉住弘氏の事務所が置かれていた。



この写真では入口は事務所名を記した大きなガラス戸が入っていたが
その後、アルミ製の格子戸に交換された。

『吉住弘事務所』
旧称:
住所:東京都台東区下谷2-5
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2013年2月
現況:2015年4月現存(Google Mapで確認)


【参考】
参考図書一覧
吉住弘 - Wikipedia

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「苗村肥料店」

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滋賀県近江八幡市に残る古い商家建築。



近江八幡の旧市街地、時代劇のロケ地として知られる八幡堀の
新町浜と呼ばれる河川港の目の前に店をかまえている。



八幡堀の雁木。
『あさが来た』では米会所のある堂島の風景として登場したように記憶している。
はつ(あさの姉)が大坂に嫁ぐ際、この浜を彼女を乗せた船が通過していくという
シーンもあったように思う。
『ごちそうさん』や『夫婦善哉』などでも八幡堀の沿岸の風景はよく登場した。
残念ながら、大阪市内にはかつての「水都」をほうふつとさせる景色は壊滅状態である。
東横堀川に雁木の跡が残ってはいるが、周辺の建物は現代風に変わっているし
頭上を高速道路が走っているので、時代物のロケには全く使えない。





雨戸の戸袋には素晴らしい細工が施されている。



ふだんは美味しいポン菓子を販売しているそうだが、この日は店休日であった。残念。

『苗村肥料店』
旧称:
住所:近江八幡市新町1-25
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2014年8月
現況:2014年8月現存確認

【参考】
参考図書一覧
~歴史を楽しむ~ 八幡堀とその歴史について 近江八幡観光物産協会
八幡堀 - Wikipedia

【一覧】
建築リスト 一覧
建築リスト 滋賀県

「シオノギ製薬東倉庫」

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大阪市中央区のいわゆる船場エリア、東横堀川沿いにある古びた倉庫。
現役かどうかは不明。



閉鎖的な蔵のような造りになっているのは、
薬品や製薬材料が光により変質するのを避けるためらしい。



住所は「平野町」だが、通りの一本北は薬の町として知られる道修町。
平野町にも化学や薬品関連の会社が多い。
上記写真の左端に写るビルは第一三共の大阪支店別館(こちらも戦前期の近代建築)。



東横堀川河岸公園の遊歩道から見た、建物裏面。
右の背の高い方の建物がシオノギの倉庫、左手は人気蕎麦店の「笑日志」。



シオノギの倉庫の裏側には、今は使われていないと思われるがちゃんとドアが付いている。
かつては川からの運搬の際に使用していたのだろう。



シオノギ東倉庫→笑日志の並びにある建物は古道具とオリジナル家具の店「Ando」。
その隣には建物は無く、店舗と平野橋の間には緑色のフェンスが張られている。
(昔は船場で家具というと、東横堀ではなく西横堀がメッカだったが…)



フェンスの向こうには遊歩道に続く急こう配の階段がある。
東横堀川が運河として現役だった頃に使用されていた雁木の跡。
今はふさがれてしまい、使用することは不可能である。

『シオノギ製薬東倉庫』
旧称:
住所:大阪市中央区平野町1-1
指定:

階数:地下1階?~地上2階
構造:鉄筋コンクリート造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2014年9月
現況:2015年3月現存確認(Google map)

【参考】
参考図書一覧
大阪企業家ミュージアム ブログ:道修町の風景
シオノギ製薬(塩野義製薬
笑日志 (エビシ) - 北浜/そば [食べログ]
ANdo 家具とアンティーク
東横堀川 - Wikipedia

【一覧】
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建築リスト 大阪府

「佐賀一丁目の看板建築」

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江東区佐賀一丁目にある洋風意匠の看板建築。



看板や表札が出ておらず、現在の店名は不明。
ネット情報によると、以前は「讃岐食品」という会社の建物だったらしい。



以前の玄関口はシャッターではなくドアで
その上に蛇腹状の装飾が施された庇が付いていた。
丸い玄関灯も付いていて、なかなか洒落た玄関だったが
今はご覧のとおりの状態、非常に残念。

『佐賀一丁目の看板建築』
旧称:讃岐食品
住所:東京都江東区佐賀1-1-7
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2013年6月
現況:2015年4月現存(Google Mapで確認)

【参考】
参考図書一覧

【一覧】
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建築リスト 東京都

「快哉湯」

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台東区下谷、東京メトロ「入谷」駅近くにある銭湯。
近年は下町の銭湯と言えど、ビルやマンションに組み込まれていることが増えた。
一戸建て、しかも昔ながらの風情を残す銭湯は年々減少している。



まるで撮影用のセットの様な和風建築。
玄関扉両脇にある小窓の立涌模様が美しい。
ネット上にはこの建物を明治時代の築と書いているものと
築80年とするものが混在している。
関東大震災のことを考えると、築80年が正しいのではないかと私は思う。



東京の銭湯の湯温は熱いことで有名で、
特にこの手の下町にある古い銭湯は高温である確率が高いらしい。
銭湯愛好家のブログを見ても「47度」などという恐ろしい数字が記されている。
建物の鑑賞のみで終わってしまったが、
今になって思うと湯船に入らずとも、ペンキ絵の鑑賞がてら
入浴しておけばよかったかなと思う。

『快哉湯』
旧称:
住所:東京都台東区下谷2-17-11
指定:

階数:
構造:木造
設計:
施工:
竣工:昭和初期?

撮影:2013年2月
現況:2016年2月現存(Google Mapで確認)

【参考】
参考図書一覧
快哉湯 : 台東区 東京銭湯マップ
快哉湯 - Home.ne.jp
【台東区 / 入谷駅】快哉湯 | 東京銭湯 - TOKYO SENTO -

【一覧】
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建築リスト 東京都

「上野一丁目の看板建築(長屋)」

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台東区上野、東京メトロ「湯島」駅近くにある看板建築の長屋。



↑こちらは2013年5月に撮影したもの。
左端、地下鉄出口隣の店舗は「讃岐うどん 川中島うどん店」、
その隣は「鳥やき川中島」。
(川中島とは長野県の地名だが、讃岐とはいかに。。。)

二階の壁にそれぞれ異なる形状の紋章のようなものが付いている。
(川中島うどん店と鳥やき川中島は同じ模様)
かつて入居していた店舗に由来するものなのか、
単なるデザインとして付けられたのか、不明。



↑グーグルストリートビュー、2016年1月。



「川中島うどん店」は「中坂下ちそう」に変わっている。
その隣は以前と似た名称の「鳥料理 川中島」という店。
店名だけでなく、看板など外観が変化している。

『上野一丁目の看板建築(長屋)』
旧称:
住所:東京都台東区上野1-6-4
指定:

階数:地上2階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2013年5月
現況:2016年1月現存(Google Mapで確認)


【参考】
参考図書一覧
鳥やき川中島 (トリヤキカワナカジマ) - 湯島/焼鳥 [食べログ]
川中島 - 湯島/うどん [食べログ]
ちそう - 湯島/懐石・会席料理 [食べログ]

【一覧】
建築リスト 一覧
建築リスト 東京都

「銀座一丁目の洋風長屋」

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銀座一丁目にある洋風の三軒長屋、三階建。



純喫茶を紹介しているブログの記事によると、築年数は90年を超えているとのこと。



正面から見ると、三階の窓の位置がそれぞれ微妙に中心線からずれている。
なぜ壁面の真ん中に収まっていないのだろうか…



入居しているのは、左より
「喫茶グローリー」「縁 銀座店」、「美術書・絵画 閑々堂」。
喫茶グローリーはかつては「有限会社若茶園」という日本茶の販売店だったらしい。

『銀座一丁目の洋風長屋』
旧称:
住所:東京都中央区銀座1-22-12
指定:

階数:地上3階
構造:
設計:
施工:
竣工:昭和初期?

撮影:2013年8月、2014年3月
現況:2014年3月現存確認

【参考】
参考図書一覧
喫茶 グローリー - 新富町/喫茶店 [食べログ]
銀座で和食料理なら【日本酒バル縁】個室あり - 株式会社TAGATAME
縁 銀座店 (エニシ) - 京橋/割烹・小料理 [食べログ]
閑々堂

【一覧】
建築リスト 一覧
建築リスト 東京都

「野田二丁目の洋風長屋」

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大阪市福島区、大阪中央卸売市場近くにあるタイル貼りの洋風長屋。



撮影当時は「(株)ベジファーム」という青果業者の加工場として使用されていた。



以前は一階に「本田忠株式会社 第3営業所」と書かれたモスグリーンのテント庇が設置されていた。
ネットで検索しても「本田忠」は現在どうなっているか不明。
会社のホームページは『沿革』のページしか残されていない。
それによると1930年代より西洋野菜の栽培、販売をしていた会社だったらしい。



外壁はスクラッチタイル。



二階の窓。
良い建物だと思うのだが、あまり手入れが行き届いていないように思う。残念。


『野田二丁目の洋風長屋』
旧称:
住所:大阪市福島区野田2-4-2
指定:

階数:地上2階
構造:木造?
設計:
施工:
竣工:

撮影:2015年5月
現況:2016年4月現存確認

【参考】
参考図書一覧
株式会社ベジファーム - 大阪市
www.hondachu.co.jp/enkaku.htm

【一覧】
建築リスト 一覧
建築リスト 大阪府

「寺崎大賀堂」

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大阪市の上町、大槻能楽堂の向かい側にある洋風意匠の三階建て長屋。



一階には「寺崎大賀堂」という茶道具店が入居している。



正面から見ると、直方体の近代建築に見えるが、実際は看板建築。
写真に撮っていないが、北隣にも似たような三階建ての長屋が建っている。


『寺崎大賀堂』
旧称:
住所:大阪市中央区上町C11
指定:

階数:地上3階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2014年5月
現況:2015年3月現存(Google Mapで確認)


【参考】
参考図書一覧
茶道具 | 収納品リスト | タイム・カプセルEXPO'70 | Panasonic

【一覧】
建築リスト 一覧
建築リスト 大阪府

「黒田宏二法律事務所」

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土佐堀川のほとり、西天満に建つ三階建ての民家。
天満は大坂三郷のひとつ、古くからの商業地区であるが
裁判所があるため弁護士事務所が多い町でもある。





建物隣には大きな石灯籠が建つ。
石灯籠には「乾物商」と彫られている。
今は数少なくなったが、かつて天満には大きな乾物屋が軒を並べていた。
何年か前にNHKで放映された『銀二貫』は江戸期の天満を描いた作品で
主人公は寒天を扱う乾物問屋の手代であった。

写真には写っていないが、石灯籠の隣には鳥居もある。
(鳥居もまた乾物商組合が寄進したもの)
大阪の夏の風物詩、天神祭の際に「鉾流し神事」が行われる場所である。
そのため、このすぐ隣にある橋は「鉾流橋(ほこながしばし)」と言う。



建物の川側の面には三階にベランダらしきものあり、一階・二階にも大きな窓がある。
天神祭の際には事務所の顧客や親族らが祭りの風景を観覧したのではないだろうか。



撮影当時(2014年4月)、建物の左隣は工事中だった。



その一年前に撮影した写真には、かつて存在していたビルが写りこんでいる。



建物の詳細は覚えていないが、役所関連の建物ではなかったかと思う。
上記の写真、法律事務所の向かいに写っている建物が天満警察の旧庁舎。
2016年現在、建替工事中である。

『黒田宏二法律事務所』
旧称:
住所:大阪市北区西天満1-13-4
指定:

階数:地上3階
構造:木造
設計:
施工:
竣工:

撮影:2014年4月、2013年4月
現況:2015年3月現存(Google Mapで確認)

【参考】
参考図書一覧
鉾流橋 - Wikipedia

【一覧】
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建築リスト 大阪府
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